佐賀県

呼子(呼子町)

呼子(よぶこ)は古くから玄界灘の避難港、漁業基地として栄えた。最近はイカの「活けづくり」でも観光客を集めている。港に沿ってうねうねと続く細い通りでは毎日、朝市が開かれ、人波であふれる。朝市が終わると通りはひっそりとし、普通の漁村風景に戻った。
呼子(呼子町)99・05・09 F8

呼子から西へ少し行き、奥の深い湾をまたぐ立派な橋を渡ったところに秀吉が朝鮮攻めのために造った名護屋城の跡がある。崩れた石崖がそのまま放置され、当然のことに当時の建物などはなにもないが、それの方がかえって歴史を感じるものだ。呼子の町でも6月3日には秀吉以来の歴史があるという「大綱引き」が行われる。

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