大阪府  
 
 
  万博記念公園(吹田市)  
 
 
  1970(昭和45)年の3月から9月までの183日間にわたって開かれた日本万国博(大阪万博)は、入場者数が6400万人を超え、連日お祭り騒ぎが続いた。個人的なことをいえば、会社に入って5年目、生意気盛りだった私は「仕事」のふりをして頻繁に会場を訪れ、十分に会場の雰囲気を味わった。その跡地を利用した万博記念公園は国立民族学博物館などの施設を中心に広大な森林公園となっている。  
 
 
   
  太陽の塔①(吹田市・万博記念公園)19.11.17    F6  
  11月度の悠彩会スケッチ会が吹田市・千里丘陵の万博記念公園で開かれた。1970年の万博開催時以外に、記念公園となってからも何回か行ったことがあるが、スケッチ目的では初めてだった。この日は「紅葉まつり」とかで、入場料が無料。お陰で記念公園へ行く大阪モノレールは積み残しが出るほどの混雑だった。万博記念公園駅へ集合、正面ゲートを潜ったところで何人かの仲間がシンボルの「太陽の塔」を描いておられるので、「とにかく記念に」と思い、私もその後ろに座った。  
 
 
   
  太陽の塔②(吹田市・万博記念公園)19.11.17    F6  
  悠彩会スケッチ会の続き。この日の昼食会は国立民族学博物館内のレストランだったため、そのまま博物館を見学する仲間も多かったが、私はスケッチを優先し、博物館を出た辺りで太陽の塔の背面に焦点を当てて描いた。手前にはお祭り広場の屋根の部材がモニュメントとなっている。その前の広場では紅葉まつりのイベントが開かれ大変な賑わい。スケッチしている私も大勢の人に声をかけられながらのスケッチとなった。遠くに大観覧車が見える。かつての遊園地・エキスポランドの観覧車だけが残っているのかと思ったが、どうやら違うようだ。エキスポランドの閉鎖後、その跡地は「エキスポシティ」という巨大な複合施設になっており、その目玉として2016年7月に完成した観覧車で、高さが123メートルと日本一だそうだ。  
 
 
   
  太陽の塔③(大阪府吹田市・万博記念公園)19.11.17    F6  
  太陽の塔は近くで見るととても大きくて迫力がある。ということで入場ゲート近くまで戻ってもう1枚。この後、エキスポシティへ移動し、Iさん、Oさんとコーヒーで一息入れた。エキスポシティは初めてだったが、コーヒーショップを探すだけで迷うほど広い施設だった。  
 
 
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