大分県

豊後森(玖珠町)

豊後森は小さな城下町だったが、最近は「童話の里」として売り出しており、各種のイベントを開催したり、関連施設を整えている。何よりも通称「切り株山」と呼ばれ、木の切り株そっくりに見える山が町の正面にあることが、いかにも童話の里らしい雰囲気をかもし出している。

豊後森・清水御門(玖珠町)97・04・20  F8
盆地に広がる城下町だから古い町並みもありそうだと思って訪問した。末広神社に栖鳳楼(せいほうろう)という楼閣建築があり、食指が動きかけたが、結局、この神社の正門である「清水御門」を描いた。絵にはしなかったが広々とした豊後森駅構内に煉瓦造りの機関庫や転車台が残り、線路沿いには古びた倉庫などもあって、むしろこちらを描けばよかったかなと思ったりした。

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