福岡県

秋月、甘木(甘木市)

城下町・秋月は歴史的町並みのある町として、いろんな本に紹介されている。福岡へ転居して1カ月。期待しながら訪問した。しかし、とくに武家屋敷跡といわれる一帯には古い建物はほとんど残っていない。城址に向かう桜並木の道「杉の馬場」で、わずかにその雰囲気を味わえるだけである。

秋月1(甘木市)95・04・01 F8
町の入り口に石造りの「眼鏡橋」があって、そこから「札の辻」までの道の両側には商家群が並んでいる。名産の秋月葛を扱う店もある。

秋月2(甘木市)95・04・01 F8
筑後地方の古い町ではこの絵のような妻入りの家がたくさんあることを後に知ったが、関西の町並みに馴染んだ目で初めて見たときは非常に珍しく感じた。

秋月3(甘木市)98・4・19 F8
九州も3年目。再び秋月に行って武家屋敷町跡を歩いた。明治維新以降、「秋月の乱」の影響もあって町は急速に寂れたといわれている。スケッチポイントをきめかねて、この家を描いた。

甘木(甘木市)98・03・01 F8
秋月ばかりが注目されているが、同じ市内の甘木も昔は「甘木千軒」と呼ばれた商業町だったから、古い町並みがあるのではないか、と思って訪問した。都市化が進んでいるが、絵にしたような豪勢な商家もあった。

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