山口県
	室津（上関町）
	「室津」という港は兵庫県にもあって、関西人にはこちらの方が馴染みがあるが「室のように深い入江の港」というほどの理由から生れた地名だろうから、全国にはもっとあるかもしれない。山口県の室津は兵庫県の室津とともに、瀬戸内の水運の発達にともない、古くから重要な港として発展してきた。海峡を挟んだ長島にある上関と双子の町として、昔から機能を分担している。
	室津（上関町）０３・０５・２５　アルシュ極細目３６×５１ｃｍ
	祝島の帰りに、この室津に立ち寄った。ここでは「かみのせき郷土史学習にんじゃ隊」というボランティアグループのメンバーに町を案内してもらった。その時教えてもらったのがこの路地。案内つき町並み散策というのは初体験で、当然、絵を描く時間はなかったから、帰宅後、写真から描いた。しかし、案内なしでは見つけることができない素敵なポイントだった。
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