山口県

祝島その2(上関町)

1969年に最初に祝島を訪問した時もはがきサイズの絵を描いたことは覚えているが、残念ながら手元に残っていない。25年後の1994年に再びこの島を訪ねたのはこの島の珍しい風景をスケッチするのが主目的だった。

港から狭い路地に入るとすぐに珍しい石垣塀が現れる。さっそくスケッチブックを広げ1枚目に挑戦。

祝島1(上関町)94・04・16 F8
石垣の石を一つひとつ描いているといやになってくる。しかしこの島の人たちは台風から家を守るためこの石を一つひとつ海岸から運び、積み上げた。その苦労がしのばれる。

祝島2(上関町)94・04・16 F8
学校の下にあるこの路地が25年前の記憶にあった。一番気に入ったポイントを2枚目の画材に選んだ。

祝島3(上関町)94・04・16 F8
3枚目は気分を変えて港へ出た。海を背にして狭い路地を描く。風対策でありとあらゆる重いものが屋根に載せてある。

4枚目は再び最初の場所へ。実はこの日は集落を俯瞰した絵をもう1枚描いているが、掲載は割愛。
このころ、この島は原発問題で揺れていた。家ごとに『反対』『推進』の札が張ってあり、この問題での対立の深さを感じた。



祝島4(上関町)94・04・16 F6

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