佐賀県

嘉瀬川(三日月町)

天山の山懐を源にし、佐賀平野を南北に貫いて嘉瀬川が流れている。天山でのスキー、古湯温泉、熊の川温泉、川上峡温泉といった流域に連なる温泉、そしてその河川敷で繰り広げられるバルーンフェスタなど、嘉瀬川は佐賀にまつわる素晴らしい思い出を作ってくれた。

毎年11月に三日月町の嘉瀬川河川敷でバルーンフェスタが開かれ、冬の佐賀の風物詩になっている。この年に開かれた国際大会を見物に出かけた。96・11・24
知り合いにバルーンに凝っている人がいて、幸運にも実際にバルーンに乗る貴重な体験をすることができた。(ガスバーナーで暖めた空気をバルーンに吹き込むのを手伝う)。96・12・21
河川敷には真っ暗なうちに続々と愛好者が集まってくる。冬の晴れた日、しかも朝一番でないと気流が安定していないのだそうだ。無事、離陸準備OK。

広〜い佐賀平野の上をふんわりと飛ぶ。北には佐賀を代表する天山、南には有明海をへだてて雲仙岳がくっきり。目を下に移すと見えました。佐賀特有の「くど造り」の家(右側)。バルーンフェスタの時は長崎本線の嘉瀬川鉄橋のたもとに臨時駅ができる。
「くど造り」は空から見るのが一番。屋根の構造がはっきりと分かる。ちょっとできない体験をさせてもらった。田んぼには稲を刈り取ったあとに麦が植えられている。麦だとバルーンが降りて、少々踏んでもよい?

嘉瀬川(三日月町)98・08・08 F8
残念ながら、スキーも温泉もバルーンも、絵は1枚もない。この何の変哲もない造り酒屋の絵は、三日月町堀江というところにある「千代雀酒造」。我々の乗ったバルーンがこの近くの麦畑に着陸(不時着?)した。ちょっと気になったので日を改めて描きに出かけた。ほかのページは絵が主役だか、このページに限り絵は脇役。

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