大阪府

立売堀(大阪市西区)

立売堀と書いて「いたちぼり」と読む。17世紀に開削された「いたち堀」が伊達藩との縁で「伊達堀」になり、江戸時代に木材の立ち売りが行われたことから「立売堀」になったという。この界隈は機械、工具、金属製品の問屋が集中して立地している。町はかつての賑わいを失っているが、商都・大阪の原点の一つであることに変わりはない。

立売堀1(大阪市西区)02・12 F3
最近、細字で滑りの良いボールペンが出回っている。これで絵を描いたらどうか・・というだけの絵である。ボールペンといえば油性と思っていたが、このタイプは水性で絵の具が載せられない。だからモノクロのままだが、これはこれでいいかと思っている。

立売堀2(大阪市西区)03・12・20 F3
昨年に続いて今年も、というわけで再び同じタッチで描いた。昨年の方が勢いがあって気に入っている。地図を見ると埋め立てられた立売堀の痕跡が残っていることが分かったが、マンションが立ちはだかっていてその場所には近づけなかった。

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