大阪府

尺度(羽曳野市)

「尺度」とは珍しい地名だが、角川日本地名大事典によると、古くは尺度郷、尺度荘などと呼ばれ、明治時代に尺度村となり、昭和34年から羽曳野市の大字となったそうである。いずれにしろ由緒ある地名で、昔から豊かな農村地帯であったらしい。昭和55年に大阪外環状線(170号線)が地区を縦断した。

尺度(羽曳野市)08.11.18  F6
「大ヶ塚」へ向かう時に車で通り抜けた「尺度」の細い道が印象に残っていたので、帰りに立ち寄ることにした。少し上り坂になった道と倉庫のような建物が面白い。車の通行量が多いので道端に身を寄せるようにして座った。西風が強くて寒い。近所の人が次々にやってきて「ここに入れば風が当たらないよ」などと親切に声を掛けてくれた。

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