奈良県

柳本(天理市柳本町)

柳本周辺には「崇神天皇陵」をはじめ初期古墳時代の大型の前方後円墳が集中しており、柳本古墳群と呼ばれている。かつての日本の中心だったことを物語るが、江戸時代には柳本藩の陣屋町だった歴史もあり、国道169号と並行している旧上街道沿いには古い町並みも残っている。また、東側の龍王山の山裾の斜面には長岳寺があり、山辺の道が通っている。

長岳寺あたり(天理市柳本町)2011.02.20     F6
この日は山辺の道沿いにある環濠集落を目指したが、駐車場を探しているうちに柳本まできてしまい、長岳寺への参道でとりあえず1枚描いた。大和棟の家と土蔵が向かい合う景色が面白いと思った。通りかかった人に聞いたところ、この集落は以前、上長岡と呼んでいたようである。この道を進むと長岳寺があったが、例によって門のところで回れ右。

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