奈良県

三輪山(桜井市大西)

大神神社(三輪明神)のご神体は背後にある三輪山そのものである。山全体が神域のためか、山に人手が入っておらず、遠くから見ても樹相が違う。手前に広がる大西集落の家並みとの対比が気に入っている。

大西(桜井市)09.01.08  36×51cm
正月でもあり、初詣気分で大神神社のご神体を描こうと、大西集落の西の田んぼ道に椅子を置いた。下の絵を描いた時よりもう一歩前へ。スケッチしている間にこの道を通ったのは自転車に乗ったご婦人ただ1人。エンドウに寒肥をやりに行ったそうで、帰りに絵を覗き込んだうえで、持っていたミカン2個を置いていってくれた。絵が評価されたと考え、ありがたく頂戴した。とても甘いミカンだった。

三輪山A(桜井市)05.12.25 36×51cm   
05年の描き納めに三輪山を描きに行った。以前描いた場所より少し山に近づくと、集落へ通じる道と用水路が手前の田んぼに変化を与えており、集落内の火の見櫓も見えてのどかな雰囲気である。寒い日が続いていたが、この日は風もなくとても暖かだった。

三輪山@(桜井市)02・02・16 F8
田原本町から桜井市に向かう県道から大神神社のご神体である三輪山が正面に見える。飛鳥に向かう途中でこの風景が気に入り、帰途に描いた。

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