京都府

先斗町(京都市中京区)

先斗町は鴨川と木屋町の間にある歓楽街で、京都の5花街の一つ。ポルトガル語のPonto(「先」の意)がその地名の由来とされる。三条通から四条通まで道幅の狭い先斗町通が通じ、その両側にはお茶屋や料理屋などが並び、鴨川に面した東側の店は夏になると「納涼床」を設営するところが多い。

   
  先斗町四条上ル(京都市中京区)2020.07.08    F6  
  知人の個展が京都・三条の画廊で開幕したので表敬訪問した。梅雨の長雨が続いているが、この日は「京都市内中心部の午後の降水確率はゼロ」との天気予報を頼りに、スケッチブックを持って出かけた。どこで描くかと思案しながら、先斗町通を南へ歩いた。もうすぐ四条通という場所で、以前にも描いたことがあるポイント(先斗町@)に座った。いざ雨が降っても雨が避けられる絶好の場所である。  
 
 
先斗町歌舞練場(京都市中京区)      2012.12.12        F6
鴨川の河原に座り、先斗町歌舞練場を初めて正面からスケッチした。太めの鉛筆を使いざくっとした仕上げを狙ったが、結果はいつもの通りきっちりとした絵になってしまった。さらに最近の癖で、絵全体が右上がりに傾いている。掲載前に画像修正を試みたが、建物の傾きを修正すると手前の鴨川が右下がりになり、水が逆流しかねないので、修正をあきらめた。この絵は鴨川畔のページに載せるかどうか迷ったが、先斗町のページの方が枚数が少ないのでこちらに。

先斗町A(京都市中京区)  2012.09.02        F6
夕方の先斗町で描いた。三条から四条まで続く先斗町の通りは道幅が狭く、しかも両側に店が並んでいてスケッチするスペースを見つけにくい。しかし、ちょうど三条と四条の中間あたりに公園があって、ここだけ家並みが切れていて、スケッチしても商売の邪魔にはならない。というわけでその公園の横に座って、そこから北側を見た風景を描いた。

先斗町@(京都市中京区)10.07.27       F6
先斗町ではこれまでスケッチしたことがなかった。道幅が狭いので午後は間違いなしに日影になるため、三条大橋の下で描いたあと、先斗町通を三条から四条に向けた歩いてみた。もうすぐ四条通という場所に、ちょっとした空間があり、椅子を置いても商売の邪魔にもなりそうにない。四条通の南側にある「東華菜館」の洋風の建物がチラッと見えるのも面白い。

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