京都府

海住山寺あたり(木津川市加茂町)

京都府の一番南にある木津川市加茂町は奈良市の郊外といった雰囲気。国道163号線の北側の丘陵地に、奈良時代の一時期、恭仁(くに)京が置かれ、日本の中心だったこともある。さらにその北側の山の上に海住山寺がある。

海住山寺五重塔(木津川市加茂町)2015.01.04       F6
正月4日に初詣で海住山寺(かいじゅうせんじ)へ登った。境内には室生寺の塔についで2番目に小さいという品の良い五重塔(国宝)があり、写真に撮った。裳階(もこし)があるため、”六重塔”にも見える珍しい五重塔である。また暖かくなってからスケッチに来ようと思ったが、このお寺に登る狭くて急な道の険しさを考えると、2度目に行く気がしなくなった。というわけで、寒い日にストーブを背にして写真から描いた。

海住山寺あたりA(加茂町例幣)05.11.30 36×51cm
もう1枚秋景色が描きたくて、また海住山寺の参道の集落へ出かけた。前回描いた家を少し近づいてスケッチした。妻壁に大型の虫籠窓があるのが印象的な豪邸だが、もうどなたも住んでおられないらしい。山の紅葉はまさに盛り。しかし日が陰り、風も出てとても寒い思いをした。

海住山寺あたり@(加茂町例幣)05.11.05 36×51cm
全山紅葉もよいが、所々に赤や黄色の交じる山もなかなか魅力的である。そんな景色を探して、加茂町の海住山寺あたりに出かけた。以前、海住山寺の見事な紅葉を見たことがあり、多分、スケッチしたくなる場所があると踏んだ。稲刈りの終わった田んぼに入って、お寺に向かう道筋にある集落を描いた。帰宅後、地図で調べたら例幣(れいへい)という珍しい名前の村らしい。

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