福岡県

宇美(宇美町)

JR香椎線の終点にある宇美町は魏志倭人伝に「不彌(ふみ)国」として名前が出ている(宇美町誌)という由緒ある町である。町なかに宇美八幡宮がある。神功(じんぐう)皇后が応神天皇を産まれた地と伝えられ、安産信仰で知られている。境内には樹齢2000年を超える「湯蓋の森」「衣掛けの森」と呼ぶ楠の巨木が茂っていた。

宇美(宇美町)97・03・20 F8
宇美八幡の近くにある小林酒造を描いた。清酒「萬代」で知られる。寛政5年(1793年)の創業という。
この町も周辺の町と同様、石炭景気にわいた時期があり、昭和42年(1967年)ごろには、町内にボタ山が25カ所もあったという。



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