福岡県

赤間(宗像市)

唐津街道は小倉から博多を経て佐賀県の唐津へ至る街道で、宿場は小倉、若松、芦屋、赤間、畦町、青柳、箱崎、博多、福岡、姪浜、今宿、前原、深江などと続いていた。現在の国道3号線と202号線にほぼ平行している。赤間宿跡は赤間駅より一つ小倉よりの教育大前駅の前から町並みが始まっていた。

赤間(宗像市)99.04.24 F8
JR鹿児島本線には「福間」「赤間」と似たような名前の駅があり、筑豊本線には「中間」がある。さらに下関の古い呼び方は「赤間関」で今でも赤間神社があるため、転勤族にはややこしい。赤間宿は今は赤間本町商店街と呼ばれているが、明治の鉄道開通までは宗像地方の物資の集散地として賑わっていたという。

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