京都府

淀大下津(京都市伏見区)

淀の桂川右岸の堤防に沿って、かつて街道筋だったのか、古い家並みが延々と続いている。堤防上の道で信号待ちをしてる時、いかにも立派な構えなのに今にも崩れ落ちそうな家を見つけ、後日、改めて出向いて描いた。ここを通るたびに、この家がいつまで建っているか気になっている。
淀大下津(京都市伏見区)01・05・06      F8

ふるさとへの往復に、抜け道としてこの場所を通ることが多い。ところが近くに淀競馬場があるため日曜日の夕方には必ず渋滞する。お陰でこの家をじっくり眺めるチャンスが多いが、03年秋現在、棟のうねりはより大きくなったものの、まだ懸命に持ちこたえている。(04年3月、ここを通りかかったら、ついに取り壊され更地になっていた)

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