京都府

奥山田(宇治田原町)

絵を描くようになってから、車を運転している時や電車に乗っている時にも「絵になりそうな」風景を目で探していることが多い。滋賀県の信楽に行く途中で、この風景がひょっと目に止まった。後日、出直して描いたが、その後、お気に入りのポイントの一つとなった。

   
   奥山田の俯瞰(宇治田原町)16.10.02     F6    
  この日は途中でスケッチしながら滋賀県大津市の唐橋ギャラリーで開かれている展覧会を目指すことにした。スケッチ場所が見つからないまま、京都府と滋賀県の府県境にある奥山田集落に差し掛かり、以前、滋賀の自転車野郎さんが見付けられた俯瞰ポイントを思い出した。下の絵にある家並みを上から眺めた。  
 
 
奥山田の秋@(宇治田原町)11.12.07    36×51cm
12月13日から個展を開催するので、個展の期間中はスケッチに行くチャンスはなく、秋も終わってしまうと思い、この日、名残の秋景色を描きに出かけた。スケッチポイントをどこにするか少し迷ったが、春に若葉を描いた場所なら紅葉もきれいだろうと思い、宇治田原町奥山田地区へ行った。国道307号沿いのお気に入りの家並み。バックは狙い通り紅葉の盛りであった。

奥山田の秋A(宇治田原町)11.12.07    F6
宇治田原町奥山田ではこれまで同じアングルでしか描いたことがなかったが、少し移動すると家並みの見え方が大きく変化した。それぞれのお宅が土蔵を構えており、絵になる風景なので、もう1枚描くことにした。

奥山田A(宇治田原町)09.04.27   36×51cm 
新緑を描きたくて、家並みの面白さが印象に残っている宇治田原町へ出かけた。しばらく夏を思わせる日が続いていたが、この日は時折小雨がぱらつき、薄着のせいもあって、たまらないほど寒い。道端の土手の草むらの中という理想的な場所を選んでスケッチしていたが、用意していた昼食のおにぎりを食べる気さえ起こらず、早々に引き上げることにした。

奥山田@(宇治田原町)03・03・23 F8
宇治田原町を東西に横切っている国道307号線で、この場所だけ幅が狭く、交互通行の信号が設けられている。道の両側の家があまりにも立派なため、拡幅できなかったのだろう。今、山側にバイパスをつくる工事が行われていて、家並みはこのまま残りそうだ。絵を描いている時、後ろで車と単車の接触事故が起こった。幸い大事に至らなかったが、道端で絵を描いている姿に気を取られたのが原因ではなかったかと気にしている。

和束町へ
「近畿の旅1」のページへ