ソウル(韓国)

韓国出張で旅費を節約するため「○○ホテル泊3日間」というパック旅行を選んだ。パックにはショッピングがセットになっているのだが「ブランド品には興味がないし・・」と言うと、美人の現地ガイドさん、私の風体を見たか、あっさりとすべてをフリーにしてくれた。お陰で、仕事だった中一日を除き、スケッチの時間がかなり取れた。

徳寿宮・大漢門(ソウル市)02・12・19
初日。夕食までフリー。ホテルに荷物を置いてすぐ街へ。歩いて2、3分のところにソウル市役所があり、その前の広場を挟んで李王朝の宮殿だった徳寿宮があった。通りがかりの人が盛んに話しかけてくるが残念ながら「???」。さすがに絵の具持参ではなかったので、帰宅後手を入れた。

1枚で体の芯まで冷えたのでホテルへ。部屋からソウル特有の岩山が見える。麓に「青瓦台」も見える。何枚か描いたうちの1枚。
02・12・20

窓の下に飲み屋街が広がっている。ごちゃごちゃした町並みを描く。やがて次々にネオンがともり、細かいところが見えなくなったので、翌朝、続きを描いた。
                                   02・12・20

最終日。飛行機の出発時間までフリー。おまけに抜けるような晴天。ホテルで無料の市内地図を手に入れ、まず、南大門を。続いてソウル駅へ。東京駅に雰囲気が似ているが、これが韓国の人たちに微妙な感情を招いているらしい。駅は大改造中だったが、新駅にもこの建物は残るようだ。


02・12・21

ソウル駅近くの町並み。セブンイレブンの看板が見えるが、店内は日本のそれとほとんど同じ。値段は少しだけ安い。電柱もしっかり描いた。
                                
                                         02・12・21


08年2月10日夜、南大門が炎上したとのニュースに接した。韓国の国宝第一号というこの建物が消滅したことを悼み、ボツにしていた絵を引っ張り出し、改めて掲載することにした。

02・12・21

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