秋田県

角館(角館町)

角館は重要伝統的建造物群保存地区に選定され、東北を代表する古い町並みがある。「みちのくの小京都」などと呼ばれているが、木々が生い茂った武家屋敷町の佇まいは京都にはない素晴らしさだった。

角館(角館町)05.05.20 36×51cm
残念ながら私の腕では育ち放題の屋敷林のある武家屋敷町は手に負えない。しかも塀と門がかすかに見えているだけである。仕方なく外町と呼ばれる元の町人町へ行って味噌の老舗の前に腰を据えた。明治初期に建てられた煉瓦造りの土蔵である。安藤味噌醸造店という。

05年5月19日から24日までFさんと秋田、山形、宮城、福島の東北各県を回った。行きは敦賀から秋田まで新日本海フェリー19時間の船旅。20日早朝に秋田港に着き、とりあえず角館に向かった。このあと、横手、増田を経由して泥湯温泉泊。21日は上五十沢を経て銀山温泉泊。ここで町並み探索グループ「いらかぐみ」のメンバーとオフ会。22日は村田でスケッチ後、福島市から磐梯吾妻スカイラインを経て、裏磐梯を抜け喜多方泊。23日は終日、喜多方周辺でスケッチし再び喜多方泊。24日、磐越道、北陸道をひたすら走って帰宅−−というのが旅のあらましである。絵の掲載は「南から」というこのホームページの原則に従い、行程を逆にたどっている。



(左)角館でのスケッチ。

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